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吟遊詩人が後世に残してくれた贈り物

ケルト人は文字を発達させるかわりに、口伝の技術を発達させてきました。ドルイドたちは、一字一句間違えずに長い物語を暗唱できる技術を持っていたそうです。ドルイドの中でも特に暗記能力の優れた者が伝承者として選ばれ、訓練され、次世代のドルイドへと引き継がれていきました。
 
 
カエサルに征服され、ケルト語の使用を禁止され、キリスト教が持ち込まれるとともに、ドルイドたちも居場所を失って、森の隠者となり、人々から忘れられていきます。ドルイドが伝える伝承は、もっぱら祭祀や歴史の伝承のために行われてきましたが、ドルイドの末裔たちは、やがて吟遊詩人(バード)となって旅をし、王の城や庶民の中に入り込み、詩を詠み、伝説や王のいさおしを伝える職業詩人となっていきます。
 
 
ドルイドの口伝は、民に対して閉ざされていて、常に聞くことはできなかったので、多くは失われてしまいましたが、このようにして吟遊詩人が伝えた物語は、多くの聴衆に愛され、伝えられていきました。私たちが今目にできるケルトの神話・伝説は、吟遊詩人が後世に残してくれた贈り物といえます。
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